「純正律」とは、 平均律とは異なり、和音の響きが最も 美しくなるような音律のことです。
音程が協和するように音階を決定していく音律で、2つの音の振動数の比が簡単な整数になっている場合この2音が同時に鳴ると非常に澄んだ快い響きになります.。
純正律長音階では長調で最も用いられるドミソの和音、「ファ」「ラ」「ド」の和音、「ソ」「シ」「レ」の和音がそれぞれ4:5:6の周波数比で鳴るように美しい比になっています。
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最近、話題の432Hz。
432Hzとは、一般的な440Hz程度の調律よりも少し下げた状態で調律したものです。
432Hzは、数学的に宇宙の周波数と一致していると言われています。
また、自然界に存在する純粋な音であるため、健康に良いヒーリングエネルギーを発していて
癒しの効果があるそうです。
432Hzを用いた調律のガンクドラムは、全体的なトーンは少し低くなり、落ち着いた安定感のある音色が奏でられます。 |
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人智学で著名なシュタイナー教育で重要な音は432hzのペンタトニックです。
基準音A(ラ)の音を432hzにして、そこから5度上げ下げをした時にできる音であるレミソラシ(DEGAB)が
わらべうたや子守り歌、世界各国の童謡の音階です。レとラがとくに重要で、着地せずにふわふわして続く音が
幼児期の子どもにとって、安心安全な音になります。
432hzは心拍や血流のリズムや音の倍音になり、
この音を聞くことで子どもはお母さんの子宮に居たときの安心感を感じます。
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純正律はケルト人が発見したといわれています。
そのケルト人のシンボルとしたものの中でも最も古いものが「トリケトラ」であり、ラテン語で3つのコーナーという意味を持ち、「ケルトの三位一体模様」とも呼ばれます。
トリケトラにサークルが組み込まれる事により、三位の一体性及び永遠性が強調されています。
始まりと終わりが無く時間を超越した”永遠 ”の中で流転する万物のサイクルを表します。
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■演奏動画 |
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■平均律との比較動画
【GANK2mini純正律432】と同じ音階を平均律(A=442)で作り演奏をして比較してみました。 |
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